六月窯陶芸日記

タタラってなんだ?

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ろくろに粘土を乗せる前に、、、、早速脱線。
タタラ作りについて書きたいと思います。

タタラ作りとは、粘土を板状にスライスする技法です。
一定の厚みになった粘土を使って、お皿や、組み立てて箱や筒状に形成します。

さて、「タタラ」は、サンスクリット語だそうです。
日本古来の製鉄法でたたら製鉄というものがあります。それに使う空気を送るための道具が鞴(ふいご)で、ふいごの事をサンスクリット語でタタラと言うそうです。
ふいごは空気を送るため、繰り返し足で踏みます。(もののけ姫でそんなシーンがありました。)
ここまでは某知恵袋からの抜粋。

ところで、今は皿を作るのに足なんか使ってませんよ。

その昔、足を使って作っていた焼物がありました。

瓦です。

(イラスト入りの作り方があったので興味がある方はこちらをご覧ください。)

http://www.sekisyu-kawara.jp/howto/history/mukashi/index.html

瓦は粘土で四角い塊を作った後、一定の厚さにスライスします。塊を作る時、人が粘土の上に乗って小刻みに足で踏み固める様子がふいご=タタラを踏んでいる様子に似ているのです。


今では、粘土を薄い板状にする事をタタラ作りと言うようになりました。

製鉄のふいごも、昔の瓦作りも今は見る事が出来ませんが、タタラという言葉は生きている。面白いですね。


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# by mitokosan | 2017-12-07 16:46 | 陶芸コラム

ろくろについて①

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轆轤(ろくろ) 難しい漢字ですね。

あー、あのクルクル回るやつでしょう。

「どくろ?」

それ、髑髏です!難しい字って所は似ていますが。

私の工房には、手ろくろと電動ろくろがありますが、ろくろには他にも種類があります。
蹴(け)ろくろ…読んで字の如く、足で蹴って回転させます。
はずみ車を用いたろくろ…重い土台を棒などで勢いよく回し、回転速度が保たれているうちに形成。昔、インドで見ました。
ろくろと言ってい良いのか、粘土の周りを自分がぐるぐる回りながら作る方法などがあります。

轆轤の発明は紀元前6000年メソポタミアからという説、エジプト、中国説などあるそうです。勿論、手(足)動でしょうが、今だに作り方が同じだと考えると、ろくろ技法は既に完成されたものだったという事でしょう。

私は一時、発掘調査のアルバイトをした事があるのですが、そこで発掘される陶器のカケラ(主に縄文、弥生時代の土器でしたが)が出土しました。
円柱形の埴輪、お碗の様な器、表面の仕上げ具合や高台を見ると、ろくろで形成された物の様です。
発掘の知識は全く無かったものの、当時の職人と時空を超えて繋がれた様な気がしました。

さて次回は、粘土を乗せて回してみましょう。


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# by mitokosan | 2017-12-04 17:57 | 陶芸コラム

菊練り

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粘土で作品を作りましょう。
おっと、その前にやる事があります。

「練り」です。

今やホームセンターでも手軽に買えるようになった粘土ですが、水分量の違い、空気が入っていると、形成、焼成の途中に割れてしまう可能性があります。

練りは、水分量を均一にして空気を抜くための作業です。

しかし、私の中ではそれだけが目的ではありません。練りながら今日の体調、気分を確認する事が出来ますし、陶芸教室の場合、初めて体験する生徒さんの性格を垣間見ることが出来ます。
単純に器用、不器用では分けられない個性が出てきます。

上手く出来ませんと、焦る生徒さんもいますが、この一言で皆さん安心します。

「菊練り3年です。」

そう、陶芸に焦りは禁物。3年経って気がつくと身に付いているものなのです。今、上手く出来なくても全然大丈夫!

ちなみに菊練りとは粘土のひだが菊の模様に見えるから、蕎麦やパンにも菊練りがありますね。


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# by mitokosan | 2017-12-01 11:34 | 陶芸教室はこちら

陶芸と出会ってみませんか?

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こんにちは。
陶芸家の三戸珠恵です。

「陶芸家」というとどんなイメージを思い浮かべますか?
山奥で作務衣を着た髭のおじいさんが、薪を窯に投げ入れ、気に入らない作品はハンマーで叩き割っている、とか。

世の中にはそうゆう方もいらっしゃいますが、私は違います。
埼玉県の住宅地の中にある小さな工房で、電気窯を使って創作している女性の陶芸家です。作業着はエプロンとか白衣、作品は壊しません。

ところで最近、1時間以上無心になった事がありますか?
睡眠では無いですよ!

日々の生活や仕事の中で、考える事が沢山で落ち着かなくなる時がありますよね。
ちょっと立ち止まって、何も考えない時間が欲しくなる。そんな時あなたは何をしますか?

人それぞれ私はこれ!というものがあると思います。
例えばマラソン、ジム通い。これ、私の旦那さんの方法。
他にも、温泉、芸術鑑賞、瞑想、スマホのゲームなんて人も多いかもしれません。

私のおすすめは陶芸です。
20年以上陶芸教室で教えてきた経験から、多くの生徒さんから「無心になれる」という感想を聞いたからです。
陶芸との出会いやタイミングも人それぞれ。
ピンときた方は、是非陶芸教室にいらして下さい。

初めての方も不器用な方でも大丈夫!
先ずは手のひらに粘土の感触を感じて、子供の頃の遊び心を呼び覚ましてください。

2時間程度で2、3個作れます。(粘土遊びだけで、作品にしなくてもOK)
電動もろくろもサポートします。

[六月窯陶芸教室]
1回3000円(+焼成費300円〜)
(湯のみ程度の大きさで400円くらい)
*焼成してお渡しまで2ヶ月程度かかります。
所要時間 2時間程度
最寄駅 東武動物公園駅

日時の相談、質問などはこちらへ。
mitotama7364@ezweb.ne.jp
080-5686-7437
中里(三戸)珠恵

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# by mitokosan | 2017-11-29 12:08 | 陶芸教室はこちら

蚊取り線香入れ

先日、高円寺の「猫の額」に納品してきました。(6500円です。)

高円寺にお越しの際は是非お立ち寄りください。
猫の額 http://www6.speednet.ne.jp/~nekojarasi/
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# by mitokosan | 2013-04-18 23:38



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