「やりたい時にやらなくてはいけないよ。」その(14)
2019年 03月 05日
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決して結婚に興味が無かった訳ではありません。
ただ、20代は陶芸の技術を身に付けるまで、恋愛も結婚もするつもりはありませんでした。(実は彼氏と別れて山口に行ったのです。)
実家に工房を作ると、いよいよこれからだと張り切っているので、やはりそれどころではありません。
30代になって、紹介するから会うだけでも会ってみない?とお見合いを勧めてくる人もいましたが、やんわりと断りました。
相手の事情により陶芸が出来なくなるかも知れない心配と、もう一つ、父のいない我が家で私が母の側にいなければ、と思っていたのです。
兄もいるんですけど、、、。私の中では父が死んだ日の朝、母を抱きしめた時から父の代わりになろうとしていたのです。
だから、母が私に結婚を勧めるのが理不尽に思え、その話題になると反発したりはぐらかしていました。
30代後半になってやっと「流石にこの歳で彼氏がいないっていうのも寂しい(と周りから思われるだろう)な。」と考えそれなりに活動してみました。
1.お見合い
農家の息子さん。ずっと同席していたお母さんの質問に答えてばかり。その後息子さんからの連絡も無く、形式上こちらからお断り。
2.お茶会合コン
男女10名づつがランチタイムに2時間程度お喋り。全員と話すのは難しく、隣の男性から元彼女への未練話を聞く羽目に。
3.街コン
地元の農業試験場で農業体験をしながら、最後に気に入った人の名前を書き、カップルを成立させる企画。
成立しましたが、相手のご飯の食べ方が汚い。毎日は無理と思い、数ヶ月後お別れ。
4.お見合いパーティー
男女20人づつ、自己紹介カードを書き、それを見せながら会話、一人1分の制限時間で男性が隣に移動。気に入った人を上位から何人でも書ける。
5番目に書いた人と成立。悪い人では無かったのですが、3回会っても魅力が見つからなかったのでお断り。
5.ボランティア活動
婚活に疲れ、一度、婚活を忘れようと震災一年後の東北へ。2泊3日のボランティアツアーに参加した所、ある人に一目惚れ。半月後にはお付き合いする事になりました。
彼の仕事は福祉関係。根っからのボランティア精神で、仕事以外でも被災地へ行ったり養護施設に通って子供達の世話をしているのだそう。使命感のある尊敬出来る人でした。
しかし、彼を見ているとどうしても比べてしまうのです。
父はどうだったかな。
その(15)へ続く。