六月窯陶芸日記

釉薬について

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粘土を形成して素焼き(800℃程度)をしたら釉薬をかけて本焼きをします。
釉薬と書いて「ゆうやく」「うわぐすり」と読んだりします。

釉薬の原料は、基本的には粘土と同じ天然の鉱物や植物の灰です。1200℃前後で焼成した時に、溶けてガラス状になる様に調合されています。

よく薪窯の壺など、炎が当たった部分だけ釉が流れたように掛かっているものがありますが、それは素地の表面に薪の灰がかかり、熱によって化学反応を起こしたから。つまり窯の中で作られた自然の釉薬です。

釉薬の色は主に鉄、胴、コバルトなどの金属の発色によるもの。酸化、還元などの焼成方法によっても色が変わります。
あめ釉、織部釉、瑠璃釉などの名前で調合されたものが市販されています。

釉薬だけでも、探求したら奥が深い。
自分にしか出せない色、オリジナルの釉薬も作れるかもしれませんが、私の場合、正直、苦手です。
学生の時、釉薬の授業があったのですが、調合の割合を出すための計算方法や元素記号、数字や表を見ただけで頭が真っ白になりました。

最近になって、粘土の構造に興味を感じて来ているので、もう一度勉強する機会なのかなと思います。
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# by mitokosan | 2018-02-09 18:21 | 陶芸コラム

ろくろについて④

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水引きで形成したら、半乾きにします。
器を伏せて、底の部分を削り、高台を作ります。
削る道具は陶芸用のカンナを使います。形状は色々ありますが、刃金になっていて、薄く粘土を削ります。

ろくろの回転を利用して、円形の高台と、均等な薄さに仕上げていきます。
ろくろの中心に置くために、通常は「シッタ」という道具を使いますが、私はフェルトをひいています。最近は簡単に中心に置ける様な道具もあるみたいですね。

高台の削りも個性が出るもので、窯元にいる時、商品の寸法は同じに作っても高台を見れば自分が作ったものは見分けられました。

取っ手を付けて乾燥させたら素焼きをします。
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# by mitokosan | 2018-01-16 18:31 | 陶芸コラム

ろくろについて③

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ろくろの上で粘土の中心が取れた所で、いよいよ器の形にして行きます。

ポイントは腕を固定する事。

何せ、ろくろはクルクル回っているものですから、油断すると遠心力で粘土が動き、つられて手もぶれてしまいます。

ちょっとした屈辱感を味わえます。(^_^;)

腕を固定して、手は包み込むように、親指で中心を真下に押さえると穴があきます。
あけた深さそのままで、両親指を左右に広げたら器の底が出来上がります。

底が出来たら胴を左右の中指で挟み、引き上げ高く、薄くします。
ここら辺はテレビで見た事あるかもしれないですね、失敗するとぐにゃっと潰れます。
指先の力加減と、ろくろの回転のバランスが大事。

形になったら糸で切り離し、完了!
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ここまでが「水引き」という作業です。
次は削りの工程に進みます。





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# by mitokosan | 2018-01-04 10:47 | 陶芸コラム

ろくろについて②

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ろくろについて②
菊練りをしてまとめた粘土をろくろの上に乗せましょう。

粘土の形を整えて少し勢いを付けてろくろの中心に置きます。(10センチ上からバシッと落とす感じ。)
ろくろを回転させながら手に付けた水を粘土全体にのばし、滑りが良くなったら根元から両手で挟みます。
寄せて上げての調子で粘土を引き上げます。これを何度か繰り返して細長くしたら、今度は粘土を下ろします。
「上げ、下げ」をする事で、粘土をろくろの中心に合わせます。

初めての方は、思うように動かない事が多いです。
粘土が固くて持ち上がらないと感じるからです。
力を入れているつもりでも肩に力が入って手先まで伝わらくなりがちですが、コツを掴めば、余計な所に力が入らずに上がります。

ろくろを回した時、粘土がぶれていないのが中心が取れている状態。これが出来ればろくろの7割が完成と言っても良い位です。

次回は器の形にしていきましょう。



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# by mitokosan | 2017-12-25 14:04 | 陶芸コラム

六月窯体験教室2017年12月10日

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私と同年代の女性二人の陶芸教室。

お二人は古武術仲間だそうで、陶芸経験は初めてと、以前少しやった事のある方でした。

最初に、釉薬の掛かった色見サンプルを見てもらい、粘土の色を決めました。
練りの練習をして、ろくろと手びねりに分かれて作陶。
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初めてのろくろで湯のみ2個と一輪挿し
だんだん自由度が増して行きます。
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手びねりで湯のみ2個
同じ形の物を作るって結構難しいのです、丁寧で着実。

菊練りで性格が分かるよ〜。と言っていたので、最初から盛り上がりました。それぞれ思い当たる節があったのでしょう。
力の入れ方など、古武術と繋がる所もあるようです。
修行の一環として陶芸を活用して欲しいですね。

陶芸といえば、映画「ゴースト」を思い出すとの事。
世代ですなぁ。

今日の生徒さん、美歩家の真輝ヴェリテさんが体験談をアップしてくれました。


[六月窯陶芸教室]
1回3000円(+焼成費300円〜)
(湯のみ程度の大きさで400円くらい)
*焼成してお渡しまで2ヶ月程度かかります。
所要時間 2時間程度
最寄駅 東武動物公園駅

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# by mitokosan | 2017-12-10 18:01 | 陶芸教室の様子



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